Now loading...Now Loading..l

2009年9月 4日

晩夏 - 堀辰雄

晩夏

 しばらくぶりに黒姫の話題を残そう。 と云っても直近の話題ではなく70年前の黒姫(野尻湖)の様子を伝える堀辰雄の「晩夏」である。 書棚を整理していたらポッと出てきたもので、以前に知人が何かの本から複写してくれたものであった。

 軽井沢はもうあきたので、来年の夏に過ごす場所を物色に来たと、野尻湖にたどり着いた様子を書いている。 これを読んでいくと、「あの場所を歩いているな」とか、「あそこにあった宿に泊まった」のだと思い起こせて楽しい。 我々でも国際村の一角に食料品店があったことを覚えているが、これを読むと昔は八百屋や雑貨屋、理髪屋、氷屋などもあったことが分かる。 以前に記した、中村草田男「湖畔」吉田喬松「霧の旅」、また大田愛人さんの著作などにも黒姫の昔を訪ねる行間に接することが出来る。

 なお、「晩夏」については、青空文庫の中で(パソコンで)読むことが出来る。

2009年8月19日

それでも産廃施設に反対

 信濃町の山間部に産廃最終処分場(産業廃棄物の埋立)を計画している業者が、昨年8月に開いた地元説明会にはじめて出席したが、素人目にも非常に杜撰な計画であることが分かったし、しかもそれまでの説明会で住民から要求された質問に業者は真摯に応えず、ただ安全であるという一点張りの主張に疑問を感じた。 住民の理解が得られないような計画をする業者に不信の念を抱いたのは町民のみならず、大学村や国際村の住民など、出席者の殆どであったと思う。
 そこで反対の意思表示を何らかの形で自分にも出来ないかと産廃対策住民の会への参加を申し出た。 しかし、その後会からの連絡はなく、10月になってある方のブログを通してうかがうと、逐次メールで情報を配信されている由。 そんな中で産廃施設の計画地見学ツアーがあると聞き参加したものの、住民の会の動きについて何かしっくりと理解できないものが感じられていた。
 そして今春、町議会議員選挙があった時期、配信された新聞の切り抜き写真などを当方が勇んで自分のブログに掲載したことで、住民の会へ迷惑をかけると同時に、自分と会との距離の隔たりを感じ退会することにした。

 数ヶ月の間、自分としては正論を展開してきたつもりであったが、住民の中には複雑な関係があるようで、当ブログの産廃記事は、住民の会からも町役場や町長からも迷惑な存在となっていたようだった。 そこで、町外にいてタイムリーな情報が集まるわけでもないので、これまで記した産廃記事は残したものの、トップページからの産廃リンクなどは外し、あまり声を出さないようにして来た。

 さて、その後の状況については知る手段がないものの、産廃問題を町・議会・専門家・町民などから構成される委員会によって調査研究されるよう、信濃町議会にこの4月請願があったらしい。 しかし、町議会では継続案件として承認されなかった由。 そして、その請願を審査する委員会も一般の傍聴をさせずに決定したとのこと。 産廃施設に対する各委員(議員)の姿勢(温度差)が町民に明らかになるのを恐れたのかもしれない。

 どちらにしても、産廃施設は百害あって一利なし。 いつであったか、全く問題がないと海岸に近いある県が産廃施設を設置したが、海流の関係か海底の砂が削られ、結果埋めたはずの産廃施設が剥き出しになったという報道を見たことがある。 想定外の事態に陥ることは数多く、その補修保全作業となったら莫大な費用がかかるであろう。 特に信濃町に計画されている産廃施設は新潟県境の高台であり、真下は関川という一級河川が流れている。 平成7年の集中豪雨による関川の被災状況は信濃町役場のユーチューブ映像で見られるが、同じような規模の豪雨や地震などがあれば、産廃施設がどういう形で罹災するか計画している業者であっても分からない筈である。

 「町長も町議会も町民も総論反対各論??」というのが現在の状況であろう。 しかし、住民の生命や健康、財産を守るのが役場の仕事であるということから考えると、付帯される諸事情は全て切り捨て、「信濃町には産廃施設を作らせない」という一点に絞り込むべきだと考える。

 自分もそうだが、町外から来た人たちは信濃町の自然の中で終の棲家を築きたいと考えておられる方も多いであろう。 住民の健康を守れない信濃町では、そういう方々は諦めて去って行くであろうし、新たに来られる人々は少なくなる。 産廃施設は信濃町の過疎化を早める要因にもなろう。

 町長、町議会議員、関係者の聡明な判断を期待したい。

2009年7月26日

昨夜は野尻湖の花火を見た

 昨日、中野へ買物に出た頃の気温は34度と日差しが強く、やっと戻り梅雨は終わったのかと思いきや、信濃町に戻ってきたら雨が降り出し、それも4時頃には土砂降りとなっていた。 これでは予定されている野尻湖花火大会は開けないかもと思っていた所、6時頃には上がって西の空が明るくなって来た。

夕方の妙高山

 昨夕、国際村のある方から食事に招待されていたので6時半頃うかがったが、これまで見たキャビンの中で一番立派というか、よく手を入れた感じの住まいであった。 湖畔が目の前で、こんな良い場所にありながら夏と春秋の一時しか使われていないのは実に勿体ないと思った。

 さて、7時半から始まった花火だが、小枝が邪魔していたので湖畔に立って見物したが、以前見た花火に比べ少し物足りなさを感じた。 浅草の花火というわけにはいかないことは分かっているが、もう少し彩りが欲しい。 8時半、最後の花火が上がったが、これも有終の美を飾るという感じではなかったのが残念であった。
 湖畔に三脚を立ててカメラレンズを向けたが、持って行ったレンズではうまく狙えず、見られるような写真は撮れなかった。 そこで、iPhoneの動画機能を利用したが、これも今一つの映りであった。 記録された音声は乾いたように聞こえるが、実際には山々に響いてもっと深みのある音であった。
 花火が終わってから、再び室内に戻り、お茶しながら色々な話題に花が咲き、失礼したのが10時半で、もうその頃の国際村湖畔周辺はいつもの静かな状態に戻っていた。

 今日は、サレジオを訪ねるため野尻湖周遊道路に再び出たが、さすが県外ナンバーによく出会うし休暇であろう人々にも多く出会った。 あちこちの野菜売り場や天望館の野菜売り場も見たが、まだ暑さが十分でないのであろう、店頭にならぶ野菜の種類は少ないように思えた。 その中でトウモロコシだけは数多く箱に入っており、1本150円の茹でたモロコシを食べてみたが、まだ初物という感じであった。 家内が知人に頼んでいるモロコシが週末には届く予定で、その味を大いに期待している所である。

野尻湖花火

 

野尻湖花火

 

2009年7月23日

バイクで野尻湖畔を巡る

 昨夜は土砂降りに近い雨が落ちていたが、今朝は青空で、こんな天気ならばと自転車を引っ張り出して野尻湖畔を走って来た。 しかし青空はすぐに消えて、湖畔に立った時には霧が立ち込め琵琶島さえも霞んでいた。 まだ湖水は冷たいだろうに、国際村の湖畔には水着姿の外国人が数名いた。 かなり皮下脂肪が厚い方とお見受けしたが、それでもまだ暑い日差しがない今日この頃にあっては水浴は辛いと思われた。
 まだ夏休みや行楽の様子を見られなかったが、カヌースクールに参加している一団や、バスで到着したばかりの中学生も見られた。 また東洋英和などの山荘からは子供たちがはしゃいでいるのであろう声が聞こえていた。

野尻湖畔

 また大学のマラソン部の合宿練習であろう、こちらが周遊を終えるまでに3回も行き交ってしまった。 あの若い躍動感溢れる姿が見られるのも野尻湖の楽しみでもある。
 さて、そんな周遊をしている間に、車が道路から落ちて木に引っかかっているのを見つけてしまった。 たぶん対向車とすれ違う際に端に寄り過ぎたのであろう。 道路から数mの所で窓ガラスは割れていなかったので、たぶん運転されていた方は無事であろう。 自分も時々車で回ることがあるが、肝に銘じて注意して運転したい。

野尻湖畔にて

 午後からは荒瀬原の称名寺へ出かけたが、この春に楽しませてくれた枝垂桜は一面緑の葉に覆われ、本堂も石の鐘が下がる鐘楼も隠れてしまっていた。 敗戦の夏が再びやってきて、平和の礎を見たいと、こちらを訪ねて来る人は多いらしく、また近々、住職が大学村で「石の鐘」にまつわる講演をするとも伺った。

称名寺の枝垂桜

2009年7月20日

我が家のブルーベリーは豊作

ブルーベリー

 今日は二日分のブルーベリーを収穫した。 5月であったか有機肥料1袋を根元に撒いていたが、その効果があったのであろう、今年の実は多くて粒も大きい。 朝、鳥の鳴き声が聞こえてくると、ブルーベリーを狙っているのではないかと、早々に畑へ向かうのだが、朝はブヨが出る時間帯でもあるので注意が必要だ。
 2kg近くの収穫であったが、生食、ジャム、ジュース、またケーキ等々使い道は色々。

ブルーベリー畑にて

 そんな中、蝉の抜け殻を見つけた。 こちらではミイミイゼミよりヒグラシの声を聞くことが多い。
 庭のアジサイはそろそろ盛りを過ぎようとしているが、それでもまだ綺麗な花をつけている。

アジサイ

2009年7月19日

25日は野尻湖で花火大会

 息子家族が少し早い夏休暇をとってやって来ていたが、曇天や雨天ばかりで黒姫の自然に接する時間が殆どなく、今日東京へと帰って行った。 数日一緒に過ごしただけだが、可愛い孫が見えなくなると、家の中に何かぽっかり穴が開いたような気がしてならない。

 さて、今週の土曜日、25日は野尻湖で例年の花火大会が催される。 野尻湖の観光船乗り場付近は雑踏となるし、車を停める場所が少ないので、遠くに見られるような場所を見つけたいと思っている。 ただ、こちらの花火はスポンサー名のアナウンスがあってから打ち上げられるので、打ち上げの間隔が長く、少し間延びしてしまうように感じられてしまうことが度々である。

野尻湖花火大会 野尻湖花火大会

2009年7月13日

今の温度は19度

 今日は全国的には35度を越える気温であったようだが、信濃町は晴雨曇と目まぐるしく変わった天気で、日中の温度は24度ほど。 そして夜9時過ぎてからは20度を割って19度で、涼しさを通り越して少し寒い感じがする。
 日照時間が少ないのか、我が家の畑のブルーベリーもほとんど青く、収穫するのはもう少し先になりそうだ。

ブルーベリー

 昼間、10日ほど前にトライアスロン大会が開かれた野尻湖周辺へ出かけてみたが、まだ観光客の姿はなく、野菜売り場も開かれていなかった。 そんな中、古海にあるタングラム斑尾のラベンダーを見に出かけた。 黒姫に来て20年が経つが、このタングラムへ足を踏み入れたのはたぶん初めてだろうと思う。 平日ではゴルフのお客さん程しかおらず閑散としており、ラベンダー園もちらほらという感じであった。 ラベンダーはゲレンデのスロープを利用した所にあるのだが、植わっている株数は多いのだろうが、スロープが広いので、逆に小さく見えてしまった。

タングラムにて
タングラムにて
タングラムにて

 さて、マイケル・ジャクソンが亡くなったと報道された先月26日に購入したiPhoneだが、一通りアプリを入れて弄くりまわしていると、次の段階に移りたくなる。 次の段階とは、アップルの規制をかいくぐって自由にiPhoneを使いこなそうとする人達が開発したソフトを組み込むことである。 iPhoneのOSが間もなく3.1にバージョンアップされるそうで、それまで待とうかなと思ったが、どうも気持ちがはやるというのか、エイヤッとやってしまった。
 JailBreak(脱獄)という処置を施すことなのだが、本作業後は画面周りの細かい設定ができたり、バックグランドでアプリを動かすことも出来たりで、自由度が格段に増大する。 そうはいっても手探りで弄るのは難しく、先人のブログなどを参考に昨日から触ってきたが、なかなか面白い。 以前、200LXやPalmで遊んだと同じような楽しさがあるのだが、多少はUnix系の理解が必要で、誰でもが出来る作業ではないと思う。
 万一、ハードトラブルが発生した場合はアップルへ修理を依頼するわけだが、このままでは具合が悪く、修理費用以上の本体価格が要求されるらしい。 従い、元のiPhoneへ戻せる知識も必要だが、ユーザーをフリーク化させることでiPhoneが更に売れるわけだから、アップルにとっては悪い風潮ではないと思う。

iPhone iPhone

 

iPhone

 

iPhone

2009年6月14日

手作りイヤリングはいかが?

makimade

 所謂趣味で絵を描く人を指していう言葉は何だろう? 製作者では変だし、画家、絵師、絵描き、それとも日曜画家? どれも何かしっくり感じられずに、自分の語彙の少なさを再び認識した次第であった。

 昨日訪ねた個展では、その描かれた方のお嬢さんが受付や接待などをされていたが、普段はアメリカに住みランドスケープ学を実践されているらしい。 国際村や野尻湖畔で育ちライフガードの資格も取ったと、ご両親からうかがった昔日の話は多い。 そのお嬢さんの趣味であろう、イヤリング作りをしていてネット販売もしていると以前聞いた作品の一部が上記の写真である。 ただ現在帰国中のため一時閉店しているが、販売サイトの右サイド中段、makimade's infoの下otheritems辺りをクリックすると扱っている作品一覧が表示される。

 昨日の個展会場の受付にも作品が置いてあったが、その一部を撮ったものが次の写真である。 いまイヤリングというと耳たぶに穴をあけて引っ掛ける物が殆どらしい。 ネジを回して留めるものしか知らない年寄りにはどうも縁遠い話題でした。

makimade

 

makimade

 

makimade

2009年5月21日

春の花

 ここ数日の間に見た花を一覧にしました。

ヒメシャガ

 

シロバナエンレイソウ

 

シャクナゲ

 

開花直前のオオデマリ

 

上溝桜

 

マーガレット

 

ムラサキツユクサ

 

ドウダンツツジ

 

サンズンアヤメ

 

2009年5月13日

上溝桜(うわみずざくら)が咲く

 我が家の窓辺にある山桜の花も散って葉の緑が一層あざやかになってきたが、なんとその隣に桜の木がもう一種あった。 先週、我が家に逗留された客人がまだ固い蕾であったのに、桜があると教えてくれたものであった。
 「上溝桜」と書いて「うわみずざくら」と呼ぶとのこと。 手元にある樹木図鑑を見たら、北海道から九州までの山地に自生するバラ科の木で高さ20mほどに成長するとあった。 また秋には黄赤色から黒く熟す実をつけ、これは塩漬けにして食べられるらしい。 これまでも小鳥の鳴き声がよく聞こえていたが、鳥たちはこういう実を啄ばみにやって来るのであろう。 よくよく観察して行きたい。

上溝桜

 その上溝桜が、昨日辺りから少しずつ根元の方から開花して来ている。 今日は朝から雨が落ちていたが昼近くから青空が見え出したものの強い風が吹いて、上溝桜の枝は上下左右に揺れ続けなかなかカメラのピントが合わない。 そんな中で撮った写真が以下のもの。

上溝桜

 

上溝桜

 そして畑のブルーベリーを見たら、白い蕾がふっくらと開きはじめていた。

ブルーベリー

2009年5月 6日

水彩画展のお知らせ

個展のお知らせ

 黒姫で絵画展へ観に出かけたといえば、黒姫童話館童話の森ギャラリーの松木重雄さんの作品、そして11月3日のみ開館されたことがあった平山和子さん落葉美術館であった。 また、以前、黒姫に住んでおられたことがある園田千鶴子さんの絵画展は東京周辺で何度か開かれ、その都度家内は出かけていた。
 松木さんの絵は砂漠が中心で自分の興味の対象とはなっていない。 平山さんの作品は絵葉書で販売されたこともあって、今でも時々観直すことがある。 園田さんの作品は黒姫のお住まいで観た記憶はあるが作品の内容までは覚えていない。

 さて、神山国際村に毎夏来られ野尻湖周辺の草花を中心に描き続けて来られた方が、作品展を東京で開くと案内を頂いた。 上掲の絵はその案内状のものだが、優しい色調の作品になっているように思われる。
 野尻湖など黒姫で見慣れた景色を背景にした作品があるかもしれない。 開催期間中、東京・銀座付近に行かれる方はぜひご覧いただければと思う。 開催場所などは下掲の通り。

個展のお知らせ
個展のお知らせ

2009年4月26日

道普請

 今日もめまぐるしく天候が変わった一日であった。 朝7時過ぎには霰が降って畑が一面白くなっていた。 そして8時に道普請に出かけたら空は一変青空に変わったが、その後は再び雨が落ちたり日差しが出たり曇ったりであった。 昼間、家内が北海道へ電話をしたが、むこうでは雪が降っていると話していた由。 天候不順は日本列島を横(縦)断していたようだ。

 道普請は、雪が解けて春になった最初の地域の仕事で、下水溝に詰まった泥やゴミをすくい、また生活路の清掃などを住民がこぞって行うものである。 今回久々に出たが、砂利をスコップですくう作業などでは息切れがしてしまい、自分の体力の無さをほとほと痛感してしまった。
 そして今回は4月から始まった分別ゴミ出しで、町指定の方法を守らないゴミ袋が放置され、それの取り扱いに役員さん方は苦労されていた。 分別方法がこと細かく規定されている反面、個々の判断による部分もあり、一律の処置できない所に問題がありそうだ。
 清掃作業の後は組内の総会であった。 前年度の決算や今年度の行事や予算を会員に諮るものだが、特に異議をとなえる内容はなく予定通りに行われたいたようだ。 ただ町会議員の方から町役場に対し第三セクター事業に関する住民監査請求が提出されるとか、されたとか、という話があった。 ”行け行けドンドン”で、きちんとした計画もなく不明朗な会計処理が行われたのか実情は知らないが、こんな小さな町でもそんなことがあるらしい。
 総会後は必ず懇親会があり、そちらは飲食があるので早々に失礼した。

 午後遅く強い日差しが出たので散歩がてら野尻湖畔を歩いたが、湖上を吹く風は強く波が白く立っていた。 そんな中でゼンマイとコシアブラを見つけたが収穫量としては少ない。 もう少し温かくならないと成長しないのかもしれない。

2009年3月15日

信濃町産廃施設関連記事のこと

 ある方から産廃処分場計画に関する最近の新聞切り抜きを見せていただいたので、この計画について再考してみようと思う。

 新潟県境に計画されている産廃処分場は、昨秋に現地を検分してきたが、関川沿いの高台にある傾斜地で素人が見ても崩落の心配があるなど危険な場所であると容易に判断がついた。 この計画に対し、関川下流域の妙高・上越市の市民の多くが汚染被害の恐れがあると5万人以上の署名を集め長野県庁に反対陳情をしている

 しかし、当のお膝元である信濃町ときたら何ともお寒い状況にある。 明確に反対の意思表示をしているのは信濃町産廃対策住民の会と若干の町議会議員であろうと聞く。 信濃町役場も町長も反対という言葉を発しているものの、その声は小さく具体的な効果のある行動には出ていないようだ。 町長に至っては、賛成住民も反対住民も平等にと云う始末である。 行政における平等と将来にわたる住民の安全や健康を同じ物差しで測ろうとしているのである。 先日、学識者による計画地の地盤調査で危険と判断されたと町役場が長野県庁へ報告したというが、政治的に進められているであろう本計画に歯止めをかけるような内容でなかったと思う。 そんな甘い考えでは、長野県庁と高見澤が結託したような産廃計画を抑えることは出来ない。

 このような反対運動に対し、産廃施設設置に賛成する人達が長野県庁に陳情したという報道もあった。 この記事によれば20名ほどの賛同者がいるそうだが、信濃町の総人口9千数百名のうち、たぶん成人は8千名ほどであろう。 増えたとしても100名ほどの賛同者とそれ以外の反対住民・明確な意思表示はないものの賛同しない住民等とを合わせ比較すれば、そもそも町長の平等に処するという思考そのものが誤りであることが分かる。
 と同時に、あの賛同要望書の県への提出は、産廃業者である高見澤による指示かもしれないし、その活動にも高見澤から日当が払われているかもしれない。 賛同は金銭的な見返りのある活動であり、反対は物質的な見返りのない、ただ住民の自然環境と安全、健康を確保するための活動なのである。

 賛同者の中には、「日常生活でゴミを出しているのに、産廃施設に反対しているのは道理に合わない」と言っているというが、この施設は住民の生活ゴミを処分するための施設ではない。 東京など大都市圏で発生した産業廃棄物を埋めるための施設なのである。 産業廃棄物というのは、ビルや工場などの建築廃材などあらゆるゴミなのであって、上信越路(高速道路)建設から生じた廃材を埋めた矢保利の館隣接地のように、工事が進めば埋立ゴミの中に何が入るか精査も出来ないのである。 アスベストや化合物、ダイオキシン等、呼吸器疾患を呼び起こすような物が含まれる可能性は非常に高い。 その毒性を考えたら生活ゴミと同一視点で見ること自体がナンセンスであることが分かる。

 そもそも賛同者の多くは、産廃業者に土地を売る者、産廃施設導入のために働くことによって報酬を得る者であり、そんな金銭を得る者達と将来にわたって被害を受けるであろう住民とを同じ土俵で論じるのは、全く不平等この上ないと誰もが分かることである。

 信濃町では間もなく町議会議員選挙が行われる。 明日が告示日だと思うが、この産廃問題に明確にノーという態度を表明されている方が当選することを願う。 そして弱腰の町長にきちんとした指針を示してほしいと思う。 と言いながらも、14人の定員に15名の立候補らしいので、ほとんど無投票状態で決まるのかもしれない。 町議になると手当3百万ほどになるらしいので、収入を当て込んで立候補する人もあろう。 どれだけ町政に期待できるのであろうか?不透明さはここにもある。 結局は、別荘住民をも引き込んだ、町民参加による地道な反対活動しか手だてはないのかもしれない。

 それにしても高見澤という一私企業の営利活動のために、長野県民であり信濃町町民である住民自身が苦しまなかればいけないなんて、実に不合理な話である。 貧困な論理しか持たない人間が町にも県にも国にもあまりに多すぎる。 暴力行為は決してあってはならないが、フランスなどヨーロッパの人々のように、一人一人の明確な意思表示が欲しい。

2009年3月 1日

蕗を頂く

夕景の黒姫

 昨日は一日中青空が見え、今日も昼過ぎまで晴れ、窓辺で日差しに当たっていると温かくて昼寝をしてしまいたくなるほどであった。 そして、日増しに外の雪はとけて、あちこちで地面が顔を出して来ている。 これほどまで雪がなければ冬はもう終わりかなと思えてしまうが、明日からはしばらく雪マークの予報である。 降ったとしてもこれまでの積雪が少なくなっているので、生活に困るようなことは無さそうだ。 今日は庭先と散歩中に蕗を見つけて来たので、アツアツのご飯とふき味噌の夕餉になりそうだ。

蕗

 この所、MacBookに使えるフリーソフトやシェアウエアを試しては、使えそうにないものはアンインストールをするという作業を続けている。 そんな中で、たどり着いたサイトに光樹写真館があった。 Mac用の写真素材を掲載しているページで、これこそマックフリークと呼んで良いと思うが、松本にお住まいの方が開設されているので信州の写真が多い。 この中のMac SpaceというMac関連リンクに、野尻湖の四季が掲載されているのである。 野尻湖の四季に掲載されている野尻湖の写真には、Macで加工されたとアップルマークが付いており、これをウインドウズ機の壁紙にするわけにもいかないので、これまでは写真を見るだけに終わっていた。 今回、MacBookを本格的に使い出したので、季節に応じたワイド型の写真を壁紙として楽しめるようになった。 そんな状況でのリンク発見で、野尻湖や黒姫に関連した、こういうリンクを見つけるとちょっと嬉しくなってしまう。

(追記 : 夜になってから、月齢のことをよく知らないのだが、三日月とたくさんの星が煌々と照っている。 これで明日は雪降りになるのか不思議な気がしてならない。

光樹写真館

 

2009年1月28日

再び、象の小径へ

夕暮れの黒姫山

 今日も暖かい一日で、月齢のことはよく知らないが、夕方からは三日月がはっきりと見えていた。 昼間、再び訪ねた象の小径だが、だいぶ踏み入れた人の跡が残り、暖かくて踏むそばから足は沈んでいた。 わずか3kmほどであろうか、象の小径も雪道となると結構骨が折れる。 でも、静寂に浸れるのはこの時期しかないであろう。

象の子径にて象の子径にて象の子径にて
象の子径にて象の子径にて象の子径にて

2009年1月25日

象の小径、国際村湖畔を歩く

高妻山

 今日は朝から快晴であったので、象の小径と国際村湖畔周辺を歩いて来た。 氷が張って一面白くなった針ノ木池を通って野尻湖周遊道路から子供未来の森へ通じる(たぶん工事用の)道へと入って行った。 積雪がどの程度か分からなかったが、クロカンやスノーシューの跡があったのでたぶん大丈夫であろうと長靴のままで歩いた。 たぶん昨夜からマイナスの気温であったので雪も締まっていたので難なく歩くことが出来たが、新雪であったり緩んだ気温であったなら易々とは歩けなかったと思う。
 子供未来の森からは、斑尾山と妙高山の眺望があるのだが、黒姫山は残念ながら木々や弦などで遮られてしまう。 続いて象の小径へと入って行ったが途中で引き返し、国際村湖畔へと出た。 野尻湖の水はいつものように揺れており、氷結するような素振りは見せていない。 凍った氷を割ってワカサギ釣りをする光景は昔の風物詩であって、温暖化の現代では想像すら出来ない。
 この湖畔道路も、昔は夏の売店があった辺りまでしか除雪せず通れなかったが、今は全面除雪しているので車で通ることも可能だ。 さらに、親水?(野尻湖畔)公園へと足を伸ばし、ナウマン象のモニュメントに会おうとしたが、冬場は冬眠するようで台座だけが大木の間に置かれていた。 なお、ナウマン象のモニュメントのことは、野尻湖フォーラムの40号を参照されたい。 この後、国際村の中を歩いてみたが、あまり良い景色には出会うことはできず、3時間ほどの散歩を終えて帰って来た。

 あとで知ったが、散歩の途中に地震が起きていた。 震源地は長野県北部で信濃町の中心である柏原が震度3とのこと。

子供未来の公園から斑尾山を見る妙高山積雪に映える木陰国際村湖畔から妙高山を見る
湖畔から斑尾山を見る遊び手のいない公園の遊具親水公園から斑尾山全面凍った針ノ木池

2008年12月26日

野尻湖フォーラム 冬号が届く

 今年も雪が少ないのかなと思いきや昨日からの雪降りは明日一杯続くようだ。 カメラから見る映像には車すら写っていないのでかなりの雪降りと思われる。 一瞬にして豪雪地に代わってしまった。 そろそろ学校も会社も休みになって来るので、スキーを生業にしている方々はこれで安堵されていることでしょう。

野尻湖フォーラム

 さて、先日、野尻湖フォーラム43号が届いていた。
今回初めて知ったのは、来年4月から3年間野尻湖でのオオクチバスやコクチバスの再放流禁止が解除されるということであった。 ブルーギルやバスなどの外来魚は野尻湖全体の自然環境を破壊するほどの獰猛な魚であろう。 そんな魚を釣っても再び放流しても良いということで、個体数の減少が防げるということかもしれない。 要は、釣り易い環境を作って、野尻湖へ来る釣り人を増やしたいということなのだろう。 バスのためには、ワカサギやその他小生物、水生食物も要らないというのが漁協の考え方らしい。
 湖水が流れ出る水路にはスクリーンを張って稚魚や幼魚の拡散を防ぐ対策をするということだが、確実に効果があるものか疑問に思える。 他の水系へバスが広がるおそれがたぶんにある。
 昨今、野尻湖を訪ねる観光客が減少の一途をたどっている中で稼ぐ手段としたいのだろうが、結局は釣り人しか来ない湖になってしまうのではないか。 再放流禁止解除は、長い眼で見たら得策ではないと思うが如何であろう。

 さて、その野尻湖の湖畔にはナウマンゾウのモニュメントが所々に置かれている。 その製作と設置に関わった方がその経緯を記されていた。 モニュメントは、今の時期雪に隠れてしまうが、毎年夏には頭(匹)数を増やしていきたい由。
 湖畔で遊ぶ人々がこれを見て野尻湖人がかつて生きた世界と共時できたら楽しいだろうと思う。
 今夏、バイク乗りの途中に東大寮跡地で見たモニュメントの一つが次の写真。

モニュメント

 最後の話題は産業廃棄物最終処分場計画で、町内の夏以降の状況を説明していた。 内容的には既知のものだが、きちんと整理され記されているので状況を把握しやすい。
 その本文には特別の感想はないが、編集後記に書かれていた内容に合点してしまった。 一部を残そう。

~ 町長は建設に反対する意向は変わらないとしながらも、町は賛成住民も含んだ住民全体の奉仕者だから中立であるべきで、町が専門委(員会)に加わるのは反対という。 町民の利益、安心・安全・安定を守るのが町の仕事とするならば町民の不利益(健康被害・災害等)となる可能性のある事柄に対し、中立論はあり得ないと思うのだが。 ~

 産廃処理場計画に賛成の町民は、高見澤から土地代金や給与等の報酬など利益を受けていると思われる。 そう思うのは、利益以外に産廃に同意する理由がないからである。 そのような利権町民と健康被害や災害をただ受けるかもしれない町民とを並列に考えるという思考が、役場や町長にあるとしたら、むしろそれこそが不公平を作り出していると言える。 賛成住民は100人にも満たないであろう。 それ以外の9千人の住民が不利益を蒙るのだとしたら、それこそ行政の怠慢だと言える。
 利権とは縁も所縁もない町民が健康被害を受け、信濃町全体の評価が下がり、農産物は売れない、観光客は来ない、別荘住民は減少する、そんな状況になったら町内の経済は一層冷えてしまう。 それに対し、役場や町長はどんな言い訳ができるのであろうか!

 役場、町長、議員、職員ともども、リップサービスのような反対の声を言うのではなく、町民の先頭に立って行動すべきである。 そういう行動があってこそ初めて、信濃町が一つになれるし、町の活性化にもつながるわけだ。 町長の中立という態度は、結果として産廃処理施設導入に賛成していることにつながるのだと認識して欲しい。 自治体の長が産廃反対の旗振りをしている例は全国どこにでもある。 猛省を期待したい。

2008年12月12日

GPSロガーを使ってみた

 GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)と聞けば、自動車のダッシュボードにあるナビゲーション・システム(所謂カーナビ)が思い出され、目的地を登録すれば、渋滞路を避けた的確な道順を教えてくれる便利なものである。 と言っても、当方が使っているカーナビは10年近く昔のもので、北信五岳道路のような新しい道は地図になく、相変わらず昔の古道を案内する。 さらに、時折フリーズした上、地図表示が消えてしまうので、あまりあてにはならない。

 さて、そのGPSを利用した装置に、移動中の緯度経度を逐次記録してくれるロガーというのがある。 その移動情報を持ち帰って、パソコン(USB)に刺せば、グーグルマップが表示され、順路が地図に記載される。 あるポイントを通過した時間や速度なども分かるので、移動状況の確認にもなる。 そんなGPSロガーだが、携帯電話を少し大きくしたサイズでディスプレイを持ち、略図と一緒に見られるものもあるが、登山などではややお荷物になりそうだし、そういう機種は10万円前後と値段が張る。 今回、当方が購入したのは約40gと軽く、小窓に緯度経度などを表示するだけのもので、価格も1万円そこそこであった。

 購入したのは、GPSDGPS.COMという通販先で、WPL-1000 LCD付GPSロガー というものであった。

GPSロガー
GPSロガーGPSロガー

 そして初めて使ったのは、先月のバイクでの野尻湖周回であった。

野尻湖周回図象の径付近野尻(観光船乗場)付近

 7~8年前に一時期ソニー製のGPS機を使ったことがあるが、それはきちんと位置を掴めず、時折、途方もない地点を示していた。 しかし、本機はそういうことはなく、車道とも大きく離れていない。 所々で、軌跡が行ったり来たりしているような表示があるが、これはウロウロしながらカメラを持って撮影していたからであった。 次回は、街歩きなどで使って、その精度を調べてみたいと思う。 また、データを変換することでカシミール3D上で利用できたり、Panoramioという写真掲載サイトと連携して地図に写真を貼り付けることも出来る。

 本機購入時、何故か野球帽が付いていると、その色を選ぶようになっていた。 単に付録のつもりでいたのだが、よく見たら帽子の天上が袋になっていて、その中に装置を収納できるようになっている。 前回は、首から提げて使ったが、人工衛星からの電波を確実に受けられるのは頭上ということのようだ。

帽子(前頭部)帽子(後頭部)

2008年12月 1日

新潟県県民生活・環境部より回答文書が届いていた

 新潟県と長野県の県境の山奥である、信濃町・野尻赤川地区に産業廃棄物最終処分施設を建設するという計画を具体的に知ったのは昨年であった。 計画している㈱高見沢という会社が町内で計画案の説明会を数回開いていたが、自分が実際に参加できたのは今夏であった。
 素人の自分が聞くだけでも、その計画案の杜撰さが分かったのだが、各地区で設置反対の署名が回っていたものの、微力だが自らも意思表示をしようと、関係自治体に疑義のメールを送ることにした。
 一番回答が早かったのは長野県廃棄物対策課であったが、その回答は全く内容のないもの。 次に8月28日に上越市からも同じような内容の回答があった。 そして9月中旬に新潟県から回答が届いていたのに先日気がついた。

新潟県県民生活・環境部からの回答文書

 結局、直接の被害をもろに受ける可能性のある妙高市からは無視されたようで、いまだ回答はない。 ただ11月20日付けの新潟日報で、えちご上越農協や柿崎町漁業共同組合など18団体総勢8万人を超える組合員数を有する、上越地域農業水産団体連絡協議会という組織が立ち上がったと知った。 今後、この産廃処理施設計画撤廃へ向けて長野県庁などへの働きかけを展開するそうだ。 阻止に向けた力強いニュースの一つであろう。 残念ながら当該記事は新聞紙面だけでサイト版にはそれらしい記事は見当たらない。

 さて、先日その計画地を訪ねるツアーが企画され連れていっていただいた。 場所は、標高700mほどの地で、崖下には関川が近くまで迫っている。 1995年7月に起きた大洪水のような災害(信濃町役場のユーチューブ映像に当時の災害映像が掲載されている)があった場合、産廃施設が安全に保持されるのか非常に疑わしく感じられた。
 また、計画地には湧き水が流れ出している箇所が数箇所あるのだが、どれも湧き出しては再び地に潜るという伏流水なのである。 地下を流れる水脈も分からず、悪い地盤の上に、何十トンか何百トンか分からないが固めた産業廃棄物を未来永劫を置くというのは危険極まりないと言える。 危険な産廃施設を作るという計画そのものが、無防備というか杜撰と言わざるを得ない。
 計画地として当地を選んだ理由を質問したら、㈱高見沢からは「単に購入価格が安かったからだ」という回答の由。 この回答からも当地が産廃処理施設地として安全であると確認して計画が練られたものでないことが分かる。 反対運動は今後も粘り強く続け、その輪をどこまでも拡げて行く必要がある。

2008年11月26日

野尻湖を周遊する

フキ

 ご近所から蕗玉をいただいた。 蕗といったら春の山菜と思われるかもしれないが、もう今時分から玉になって育ちつつあるのである。 ただ雪に晒されていない分苦味は大変強い。 だからこそ野趣溢れる味が楽しめるわけだ。 ただ、枯れ草の下に隠れている玉を探すのは容易でない。

 今日は昼から雨が上がって青空が見え出したので、この一瞬だと、野尻湖を周遊してみようと、たぶん今年最後のバイク乗りをしてきた。 先ず、象の径から走り出したが、湖畔の木々の葉が落ちてしまっているので、黒姫や妙高の眺望は良い。 また、西にかたむく太陽の日差しが当たり、すでに峠を越えた湖畔の紅葉も何気に輝いていた。
 ただ3時過ぎると日差しは弱くなり、気温もどんどん下がって、ハンドルを握っている指先が冷たくなって来た。 湖畔のレストランや船乗り場はすでに休みに入っているようで閑散とし、また国際村の外人別荘も雪除けがされ、ほとんど住人はいないようであった。

野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から
野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から野尻湖周遊道路から

今日の暦から : ビタミンCは芋類に豊富
 

2008年11月25日

町内ごみ問題見学ツアー

 今日は、信濃町産廃対策住民の会が主催した町内ごみ問題見学ツアー(産廃ツアー)に参加させていただいた。 町内には、野尻赤川地区への産廃処理施設計画以外にも、不法投棄らしいゴミや、一見ゴミだが持ち主は有価物だと主張する置き場など、ゴミにまつわる場所が種々あるようだ。
 その中で現在問題としてしばしば上げられる2ヶ所を見学した。 一つは矢保利の館隣接地、もう一つは㈱高見澤が計画を進めている赤川地区であった。

 矢保利の館隣接地は、上信越道の2車線化工事(豊野・信濃町間のトンネル工事)で排出された土砂や岩石を深さ40mほどの沢に埋めたものであった。 運動グランドなどの造成ができると町役場が受け入れを認めたもののようで、埋め立てそのものには違法性がないのだが、土砂の中にファイバーを含んだコンクリート片が含まれていたことが判明し問題になった。 ネクスコの現場所長からは町との契約に基づき工事を行って来たと、工事の概要を説明していた。 大きな作業は既に終えているようで、今日は芝生の種苗と肥料を混ぜ合わせた青い水をホースで撒く作業を行っていた。 町はスポーツ合宿などへの活用を皮算用しているようだが、実際にグランドとして使うためには更に手を入れ、経年変化による修理などの維持管理も必要となる。 将来へのお荷物になりはしないか気になる所である。
 工事箇所の突端には、高さ40mほどの大きな則面があり、その急坂を下ると工事の大きさがよく分かる。 則面の下部には水抜き用の土管があり、そこから湧き出る水は池尻川へと流れている。 しばらく谷間の道を進むとやがて東北電力池尻川発電所へと出た。 ここは池尻川の水流による発電以外に、関川から水をくみ上げ、さらに野尻湖へと送る役割を担っているらしく、池尻川の(ファイバーを含んだ)水流がこれに混って野尻湖へ流入する可能性があるとのこと。 ただ度合いとしては少ないらしい。

 次に訪ねたのが㈱高見澤が産廃処分場を計画しているという赤川地区という場所である。 標高700m位の場所で新潟県側の杉の沢の集落が木々の間に、また視線を落とすと関川がよく見え、その横に信濃町の枡形処分場があるのも確認できた。 地震などが起きれば産廃物が眼下の関川方向に崩れ落ちることも、処分場に沁み込んだ水が妙高高原町に流れることも容易に考えられる場所だと分かった。 また、北や北西からの冬場の風は信濃町の山桑地区へと吹くので、産廃施設から排出したダイオキシンなどの有害物質が居住地区へ飛来する心配がある。 計画地区には水質検査であろうかボーリングの跡のようなパイプが差してある所が散見された。
 参加者の中に齢90を越えた元気な方がおられ山道も難なく歩かれていた。 信濃町にもしっかりした気骨を持つ方が居られるのが分かっただけでも本ツアー参加の意義があった。 来春、雪がとけた時期に再びツアーを計画したいと係りの方が仰っていた。

ごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアー
ごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアー
ごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアーごみ問題見学ツアー

今日の暦から : 合わない眼鏡は有害
 

2008年11月23日

信濃町は今日もSL騒動一色でした

今朝の黒姫

 夜中、山には雪が降ったのであろう、夜明けの日に映える黒姫山が綺麗であった。
 SL運転2日目の今日もカメラを持って出かけたが、思う所はどこも人の山で、その山を避けようとするとなかなか良い場所が見つからない。 黒姫駅のホームには溢れるばかりの人がD51に群がっていたが、停車時間は20~30分ほどで、あの混雑ではまともに記念撮影も撮れなかったであろう。 黒姫駅前の東口から民謡か歌謡曲のような音楽が聞こえていたので催し物があったのであろう。 昨日、売店を見ていたので、そこは割愛し天望館へ。 その帰りに野尻へ回ったが、野尻の一里塚でも催し物があったものの停まっている車は少なく、何気に通過してしまった。
 さて、SL・DL信越号のイベントは明日一日のみとなったが、当方は所要があって朝から出かけなければならず、SL騒ぎは今日で終わった。

SL
黒姫山とDL
SL
DL

今日の暦から : 感謝をこめてタップリ休養

2008年11月20日

いよいよ雪降りの到来

 昨日ちらちらと舞っていた雪は、未明から本降りになったようで、今朝6時に起きた時は一面雪で真っ白であった。 車のフロントガラスにもしっかりと積もっていた。 庭に残るマユミとツガの木に残る実の赤色が映えていた。

まゆみ
つが(とが)

 雪降りは間もなく止んで、日差しが強まるに従い、屋根の雪も音を立てて滑り落ちていた。 しかし、山にかかった雪雲はなかなか消えず、かろうじて妙高山が見え出していた。

妙高山

 さぁ、今日も試運転でやって来るD51を撮らなければと線路脇に立ったが、なかなか汽笛の音が聞こえて来ない。 たまたまJRの警備の人であろう聞くと、今日は雪降りの影響でダイヤが遅れて、今朝の試運転走行は中止された由。 そこで長野へ買い物に出たが、飯綱町に来るとほとんど雪はない。

飯綱、黒姫、妙高山
昼の黒姫山

 午後の試運転に間に合うように信濃町に戻り、再びカメラを持って出かけたが、一転雲が出てきて黒姫山はかろうじて見える程度で、やはりいい写真はなかなか撮れない。

SL
DL

今日の暦から : 梅干しは健康食品の王様

2008年11月18日

動力船がない湖

本栖湖

 昨日、青空を背にした富士山を眺めてみたいと出かけたのだが、残念ながら雲の合間に白い山頂がわずかに見えるだけで、あの勇姿を愛でることはできなかった。 たまたま富士五湖の一つである本栖湖の湖畔に立ったのだが、この湖では動力船を浮かべることが禁止されていると、ボート小屋が見えるだけであった。
 無いもの強請りになるのだが、野尻湖で観光船もモーターボートも動いていなかったら、どんな風情が味わえるだろうか。 静寂の中の風や木立の音、鳥の鳴声を堪能できる野尻湖の日があってもいいように思う。

 さて、明日は蒸気機関車D51の訓練運転日の3ヶ日目。 黒姫到着9時56分、14時46分の2往復があるようだ。 夕方の天気予報を見たら、明日は一日中雪マークである。

2008年9月30日

グリーンシーズン最後のイベントか

 いよいよ9月の最終日となり、コスモス園の開園もあと2週間を残すのみとなったが、その期間に大きなイベントが2つ予定されているようだ。 一つは、5日(日)のチャレンジフェスティバルin信州・信濃町で、もう一つは、11日(土)~13日(月)の森を感じる祝日@信州信濃町である。

 チャレンジフェスティバルの方は既に参加申し込みが終わっているが、マラソンは膝を痛めるおそれがあるし、自分はどうも人と競うのは苦手である。 そんな人間に向いているのが、ノルディックウォーキングであろうが、どうもこれも性に合わない。 リズムをとって歩くのは足にも腕にも良いらしいが、何かあのカチャカチャした棒が発する音は追い立てられるようで嫌だ。 それに日本の山のように急峻の道が多い所ではあまり意味をなさない。 海外の高原を歩くにはいいらしく、フランスの山の中でそういう姿を随分と見た。
 もう一つの森を感じる祝日@信州信濃町は、癒しの森の事業の一環であろう、色々なプログラムが企画されているようだが、ネットで見るだけで詳細はよく分からない。

 こういうイベントのことは、信濃毎日新聞やテレビなどで報道されるであろうから、その時に知ることにしよう。 さて、少し遡って、8月の信毎が手元に残っていたので、その切抜きをここに載せておこう。(画像をクリックすると記事切り抜きが出ます)

一茶句碑、最後の建立
ふるさとレシピ計画
組曲 黒姫物語

信濃町の食材を町のブランドにしようという取り組みがネット版に記載されていたので、それも残そう。 これも流れが、来月の「森を感じる祝日」イベントにつながっているようだ。

今日の暦から : 体力過信は命とり

続きを読む ≫"グリーンシーズン最後のイベントか"